2018.01.23 Tuesday

ビクセンスタッフと一緒に今年初の遠征をしました。ソニーα7Sレビュー

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    1月18日、志摩へビクセンスタッフと一緒に今年初の遠征をしました。
    大寒直前というのに3月上旬の気温で、予想通り水蒸気が多い濁った空でした。水平線近くは全く星が見えず、いつもなら煌々と輝いているカノープスも見えませんでした。風もあり撮影には向かない空でしたが、ドブソニアンを持っていきましたので春の銀河をたくさん楽しむことができました。

    この日見た春の星雲星団、銀河
    M97、M108、M106、M51、M81、M82、M3、M13、M95、M96、M65、M66、NGC3628、M84、M86、NGC4435、NGC4438
    これらをすべて手動導入でサクサク導入していたらビクセンスタッフに驚かれましたが、春の代表的なものばかりで慣れればたいしたことではありません。ぜひビクセン社に国産ドブソニアンを作ってもらいたいものです。

    また、持って行ったドブソニアンには追尾モーターがありますので、このところよくお客様からお問い合わせをいただく「ちょい撮り」を試してみました。

    オリオン大星雲

    ISO40000 露出5秒x12枚加算平均コンポジット

    プレアデス星団

    ISO25600 露出10秒x7枚加算平均コンポジット

    上記いずれも
    スカイウォッチャーDOB8(S)GOTO
    ソニーα7S
    四隅若干トリミングあり

    銀河や淡い星雲は無理ですが、最近のカメラは感度が高くオリオン星雲など明るい対象は数秒で撮影できますので、備忘録や観望会の記録用にちょっと撮ることは可能なようです。

    また、この日は彗星がいくつがありましたので撮影を試みましたがいずれも暗く、濁った空では写りませんでしたので春の星雲、銀河を撮ってみました。
    時間切れで枚数も撮れなかったうえ、やはり白んだ空の影響か光害のかぶりやフラット補正も合わず満足な写真にはできませんでした。

    M97フクロウ星雲とM108銀河

     

    M104ソンブレロ銀河

    トリミングあり

    ビクセンR200SS-SXP
    キャノン EOS KISS X7i-GCL
    ISO2000 露出7分x8枚(M104は2枚)加算平均合成
    コレクターPH使用
    PHDガイディングでオートガイド

    2017.11.18 Saturday

    ビクセンAP赤道儀のオートガイド

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      先日、お客様との会話の中でビクセンAP赤道儀のオートガイドの話が出ましたので試してみました。
      AP赤道儀は2軸コントロールができるうえに、PEC記録やバックラッシュ調整、オートガイドスピードの変更もできます。小型軽量で三脚も軽く丈夫なので、自動導入の必要のない方にはとても軽装で撮影できる赤道儀です。事実、車に積み込んだ時にあまりにスペースを取らないので不安になるぐらいでした。

      オートガイダーは今や定番となっているQHY5L-MとPHDガイディング。ON CAMERAで接続すれば特にスターブックのドライバーは必要ありません。
      手動でサクッと対象を導入してクランプを締め、コントローラーで微調整します。この手軽さがたまりません。
      名古屋に近い光害地でしたが、極軸合わせも3星で簡単にでき、オートガイドの調子もよく、快調に撮影できました。

      欲を言えば、せっかくエンコーダーを持っているので、スターブックONEにメモリ環機能かパソコン端子を装備してくれると眼視で見当のつかない対象も撮影しやすくなっていいと思いました。

      アンドロメダ銀河

       

      プレアデス星雲

      ビクセンAP-ED80Sf・SM2軸モーター仕様
      EOS KISS X7i-CGL
      KASAI ED屈折用フィールドフラットナー
      GS-60ガイド鏡
      ISO1600 露出6分x8枚加算平均合成
      ケンコー光害カットフィルター使用
      撮影地/三重県菰野町

       

      2017.11.06 Monday

      セレストロンのスターセンスオートアラインを使ってみました

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        お客様からうまく働かないとのご相談をいただきましたので、セレストロンのスターセンスオートアラインを使ってみました。

        名古屋市内とは思えない広大な田んぼの真ん中に赤道儀を設置。極軸をしっかり合わせておきます。ここならコントローラーがどの星を探しに行こうとも全て見つけられます。

         

        コントローラーはスターセンスオートアラインに付属のものを使用しますので、英語表示になってしまいます。
        望遠鏡に接続すると初めに新しい望遠鏡ですか?と聞いてくるので望遠鏡を選択。オートアラインを選択してから一旦メニューに戻り、時間と場所を設定します。ここを設定しないと望遠鏡があさっての方向を向きます。一度設定すると次からは出てきません。

        オートアラインをスタートさせると、望遠鏡が勝手に星を探して動き始めます。明るい星の方向らしきところに向くのですが、結構星からずれています。それでも何事もないかのようにコントローラーがアライメントを続けます。2つ目、3つ目、4つ目、どの方向も星から結構ずれていますが、お構いなく作業を進め、完了の表示が。

        冗談かと思いつつも月を選択して導入すると、ど真ん中ではありませんが視野に月が入りました。続けてカペラを選択して導入するとこちらも視野の中に。なかなか使えます。
        GPSユニットを取り付ければ、より正確な時間と場所をコントローラーが設定しますので、併せて使用すれば電源を入れるだけぐらいの感覚で望遠鏡の設置が終了します。

        星がたくさん見えないところでないと使用できないかと思いましたが、名古屋市内でほぼ満月という状況でしたので、2等星が何とか見えるぐらいの空でしたが、意外にもしっかりとアライメントしてくれました。

        2017.08.23 Wednesday

        旭高原へ行きました。ビクセンSD81Sレビュー

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          かなか晴れない中、8月19日は少し晴れそうな予報でしたので、仲間に誘われるまま旭高原へ行きました。

          到着時はほとんど雲に空が覆われている状況でしたが、20分ぐらいすると晴れはじめ、夜半にはすっかり快晴になりました。時々雲が通過するため満足な撮影はできませんでしたが、きれいな天の川と星雲星団の眼視観察を堪能できました。

          また、この日はビクセンの新型SD鏡筒と新型フラットナー、レデューサーのチェックが目的でした。撮影してみると予想に反して(?!)フルサイズカメラでの撮影にもかかわらず全く周辺減光が見られず、驚きの性能を把握できました。
          ただし、レデューサーは使い方を間違ったのかコマ収差が出てしまいましたので次回に持ち越しです。

          ビクセンでは只今、来年7月まで旧ED鏡筒の改造キャンペーンを開催していますので、ここまで周辺減光が少ないので対象商品をお持ちの方はレデューサーフラットナーHDの使用と改造をおすすめします。

          アンドロメダ銀河(クリックで大きい写真が開きます)

           

          北アメリカ星雲(クリックで大きい写真が開きます)

           

          北アメリカ星雲 レデューサー使用(クリックで大きい写真が開きます)

          撮影は全て
          ビクセン SXP-SD81S
          キャノン EOS6D-GCBF
          ISO2000 露出6分
          IDAS LPS-P2光害カットフィルター使用
          PHDガイディングでオートガイド

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          2017.07.06 Thursday

          暗い空と南天の星空を求めて

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            暗い空と南天の星空を求めてニュージーランドやオーストラリアに出かけられるお客様から、どんな機材を持って行ったらいいかとのご相談をいただきましたので、天体改造カメラと魚眼〜超広角レンズ、標準レンズ、中望遠レンズの3本、強化したポータブル赤道儀での撮影をおすすめしました。
            この時期のオーストラリア(南緯30度ぐらい)は地平線上にマゼラン星雲も見られるうえに天の川中心部が空高く、肉眼で星空を眺めているだけでも全く飽きず、天の川による自分の影や星明りによる空の白みなども楽しめるそうです。
            オーストラリアやニュージーランドは時差が少なく、車も左側通行で、猛獣もいないため比較的安全に星空を楽しめるそうです。
            また日本人が経営するペンションを利用されるとさらに安全に楽しめることでしょう。

            さそり座付近(クリックで大きい写真が開きます)

            EOS KISS X8i-GCSF
            NIKON AF-S DX35mm F1.8G

             

            大マゼラン雲

             

            南天の日周運動

             

            *写真はお客様ご提供

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            2016.10.18 Tuesday

            満月の下で淡い星雲を撮影してみました

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              満月の下で淡い星雲を撮影してみました。
              この日は休暇村茶臼山の星空観望会を手伝いに行きました。
              店を閉めてから出発したので到着したのは午後9時前。ちょうど休暇村での観望会が終わるころでしたが、茶臼山スキー場の「てんくう」が夜10時まで営業しているので、てんくうのテラスに望遠鏡を設置して月面やアンドロメダ銀河をご来店のお客様方に楽しんでいただきました。

              この日はほぼ満月でしたが、せっかく山まで行きましたので帰り道にいつもの撮影場所に寄って、Hαフィルターを使用して撮影してみました。このフィルターは可視光を通さず可視光外にあるHα光線だけを撮影するため、月の光や夜光に全く影響されません。
              「満月だから撮影できない」の常識を覆します。周囲が明るいのと街中で見るような星空にちょっと興ざめしますが、満月期にHαを撮影して、新月期にカラー化用の画像を短時間で撮って、残りは満天の星空を眼視で楽しむなんてのもいいかもしれませんね。

               

              星空観望会

               

              勾玉星雲

               

              馬頭星雲

               

              2016.06.17 Friday

              久々に名古屋市内から星雲を撮影してみました

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                久々に名古屋市内から星雲を撮影してみました。
                今火星と土星はさそり座にあって、惑星の撮影をしていたら空はすかり夏の星空になっていました。ふと、天体写真をデジタルで撮り始めた頃を思い出して自宅から夏の星雲を撮影してみました。
                惑星を撮影するだけのつもりでガイド鏡も準備していなかったので、カメラの感度を上げて短時間で撮影してみましたが、意外によく写ってくれました。
                十数年前に、初代EOSキッスデジタルで撮影した時は名古屋市内で星雲が写るだけですごいと思いましたが、さらにきれいに撮れるようになったカメラの進化のすごさを思い知りました。

                 

                メシエ57 リング星雲

                VIXEN R200SS+SXD赤道儀
                EOS 6D
                ISO6400 露出9秒 32枚加算平均合成
                コレクターPH 光害カットフィルター使用
                トリミング有

                 

                メシエ27 アレイ星雲

                VIXEN R200SS+SXD赤道儀

                EOS KISS X5
                ISO3200 露出20秒 18枚加算平均合成
                コレクターPH 光害カットフィルター使用
                トリミング有

                2016.05.09 Monday

                R200SS用コレクターPH

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                  5月4日はもうひとつ、ビクセン社からコレクターPHをお借りしたのでR200SSに差し込んで撮影してみました。
                  コレクターPHは6万円もする高級コマコレクターで、F4のR200SSをF3.8まで明るくしてくれます。
                  撮影した画像はコマコレクター3を併用したR200SSの画像とは別物になって、大口径反射望遠鏡なのにED屈折望遠鏡のような上品な描写が得られました。このコマコレクターは使用するべきと思います。

                  さらに今なら、コレクターPHを購入するといつの時代のR200SSでも5000円でオーバーホールしてくれます。
                  ついでにセンターマーク貼り付けで1000円、主鏡抑えのドーナッツ処理が4000円と、オーバーホールとグレードアップを行っても1万円ぐらいでR200SSが生まれ変わります。当店備品のスコーピオ3号R200SSもグレードアップしてもらいました。 

                   

                  M20 三裂星雲
                  VIXEN R200SS+SXD赤道儀
                  EOS KISS X4フィルターレス改造
                  ISO1600 露出6分x6枚合成
                  コレクターPH、LPS-P2フィルター使用

                  2016.05.09 Monday

                  ケンコーからミルトル400mmF6.7ED用のフラットナーが発売されました

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                    5月4日、ケンコーからミルトル400mmF6.7ED用のフラットナーが発売されたのでさっそく志摩まで撮影に行ってきました。
                    ミルトルはそのままでは周辺コマ収差が大きく真ん中しか使えないレンズでしたが、フラットナーを使うことにより写野全体を活かせるレンズになりました。口径が6cmとちょっと小さいことと、F値が6.7のため少し露出を長くかける必要がありますが、軽量でガイドも簡単なうえ、フラットナーと合わせても7万円台ととてもリーズナブルです。次はレデューサーの発売を期待したいレンズです。

                     

                    M8 干潟星雲〜M20 三裂星雲
                    MILTOL400mmF6.7ED+VIXEN SXW赤道儀
                    EOS550Dフィルターレス改造
                    ISO1600 露出6分x6枚合成
                    ケンコーASTRO LPR Filter Type 2フィルター使用

                    2016.02.20 Saturday

                    中古Meade LX50-EMCで撮影してきました

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                      中古Meade LX50-EMCで撮影してきました。 

                      未明はすっかり春の星座です。 
                      春は天の川のない方向を見るため銀河系内ではなく、銀河系外の方向を見ることになります。そのため春の星座にはあまり派手な星雲はなく、しし座やかみのけ座、おとめ座やおおぐま座などに散らばるたくさんの銀河を見ることができます。 

                      眼視では大変面白い季節ですが、撮影では焦点距離の短い鏡筒の直焦点撮影では大きく撮影できず、お客様から「このミードはどう写るの?」とのご質問をいただきましたので撮影してみました。 

                      レデューサーもフラットナーもないので、カメラアダプターだけ取り付け、IR改造デジイチにマウント内フィルターを入れただけの撮影となりましたが、思ったより周辺コマ収差が少なくそこそこいい撮像が得られました。 

                      焦点距離が1280mmあるため、当初600mmのガイド鏡をマルチプレートで並列に積載する予定でしたが、追加バランスウェイトを忘れてバランスしなかったため、400mmのガイド鏡を上部プレートに取り付けてPHDガイディングでオートガイドしましたが、400mmでも十分にガイドができました。

                       

                      ひまわり銀河

                      Meade LX50-EMC
                      EOS KISS 4X
                      LPR-Nフィルター
                      VIXEN SXD赤道儀
                      ISO1600 7分x6枚
                      PHDガイディング

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