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2018.06.05 Tuesday

刈谷市のご自宅横でサポートさせていただきました

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    6月1日、お客様より拡大撮影がうまくできないとのご連絡をいただきましたので、刈谷市のご自宅横でサポートさせていただきました。

     

     

    この日は下弦近い大きな月がありましたが快晴の天気で、午後11時の到着時には木星と土星が南の空に輝いていました。
    お客様は土星を撮影しようとされていましたが、カメラによってはライブビュー時に感度が上がらない機種があり、暗い土星はよくわからないことがあります。まずは明るい木星に向けてカメラの液晶モニターにどう映るかを確認してもらいましたところ、なんと大赤斑が真正面に確認できました。シャッターチャンスです。
    一枚撮りと動画での撮影を覚えていただきました。

     

     

    その後、土星を導入するとうっすらと写っていることに気づいていただけました。口径20cmの望遠鏡でも200倍に拡大したアイピース撮影ではかなり暗くなってしまいます。カメラのノイズとの折衝になりますが、100倍ぐらいでクロップアップした方が撮影しやすくなります。

    また、この日はサポートついでに入荷した中古CCDのチェックも目的でした。

     

     

    お客様と木星や土星を撮影していると火星が目立つ高さまで昇ってきていました。ビクセンHR3.4mmアイピースを持って行きましたので、お客様にお渡しして撮影を続行していると何やら歓声が聞こえます。「おー!すごい模様が見える!」
    ゴールデンウィーク明けに見た火星はまだ点光源に近く模様も見えませんでしたので、半信半疑でアイピースを覗くと極冠が白く光り輝いていて、その横には黒い模様がはっきりと見えました。大きさもかなり大きくなっていてとても見ごたえのある火星になっていました。7月31日にはさらに倍の大きさになることを考えると大変楽しみです。今年は南極冠がよく見えるようです。

     

    上記すべて
    ビクセンVMC200L-SXP
    QHY5-178C
    オートスタッカート2で合成、レジスタックス6でウエーブレット処理
    (木星のみwinJUPOS使用)
    すべて640x480で撮影したものを横455ピクセルでトリミング
    以降カメラのみQHY5P--Cへ変更

    しばらく火星を見たり撮影したりしているとさらに高度が高くなってシンチレーションも少なくなり、さらによく見えてきました。

     

     

    このころには土星のシーイングも安定してきて、カッシーニの隙間や本体の模様がとてもきれいでした。

     

     

    撤収を始める午前2時ごろにはすでに木星は西の空に移動していて、大赤斑も側面に移動していました。今年の惑星は高度が低いため、南中を過ぎると途端にシーイングが悪くなります。
    まもなく夏至です。夜明けも早いため衝を過ぎた木星は今のうちに堪能して、火星の接近も楽しみたいですね!