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2019.03.22 Friday

ニコン10儷折赤道儀中古品が入荷しました。

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    1980年台初頭の商品ですが未だにマニアに人気の高いニコン10僖▲櫂ロマート屈折望遠鏡のセットが入荷しました。

    2枚玉分離式EDレンズを採用したF12の長焦点望遠鏡でとてもコントラストがよく、シャープな星像で見えます。

    ピラー式の架台は脚とピラー、赤道儀が簡単に着脱できて、見た目よりも重くありません。バランスウエイトはねじ込み式なので、取り付けがちょっと面倒でここは設置に重さを感じますが、観望なら1個の装着でもバランスが取れます。

     

     

    商品チェックを兼ねて明け方には南中を迎える木星や土星を覗いてみました。

    月を見るととてもシャープでクレーターがよく見えます。木星もかなりコントラストがよく縞模様がとても濃く見え、白い帯はとても白く見えます。240倍で見ていましたが衛星も明るくシャープに見えてとてもきれいでした。240倍まで上げれば十分だろうと思っていましたが、全く破綻を感じず、もっと倍率を上げてもいいような感じでしたので、ハイレゾリューションアイピースを持ってくればよかったと少し後悔しました。

     

    *明るい光は月です。

     

    土星も南東の空に昇ってきていましたので見てみました。まだ低空なのと、あいにく気流が悪いようでリングがふにゃふにゃとしていましたが、カッシーニの隙間や本体の模様も見えます。気流のいいときに倍率をかけて見たら、さぞきれいなんだろうと思います。

    この望遠鏡には駆動装置(2軸モーター)が付属しています。古いものなのでとにかく慎重に取り扱いましたが、多少ずれるもののしっかりと追尾してくれました。いつかは聞いていませんが、割と最近ヨシカワ光器様で鏡筒も赤道儀もメンテナンスしているようです。

    極軸調整用のギアもきちんと動作します。フレキシブルハンドルと直棒タイプのハンドルが付属していますが、フレキシブルハンドルではねじれて極軸調整ができないほどしっかりしています。高度と水平の両方とも直棒ハンドルで行いました。さすがに極軸のスケールは古くなってしまっているので、おおよそです。昔のスケールで懐かしいです。

     

     

    この望遠鏡、接眼部は2インチ使用に変更されていて、オリジナルの接眼パーツもありますが、欠品しているパーツが多くオリジナルの状態では使用できません。赤道儀や鏡筒、ピラーは年代からするととてもきれいで、太陽投影板もきれいな状態で付属していますので、所有の喜びにも実用にもおすすめです。アイピースは付属していません。自作の鏡筒用バランスバンドもありますが、軽いのでそれほど効果はないと思います。タカハシ規格にするためのアダプターも付いていますので、チェックはしていませんがアリガタ化も可能なようです。