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2019.02.06 Wednesday

2月2日三重県志摩地方へ遠征しました。

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    2月2日、いい天気になりそうでしたので、三重県へ遠征しました。
    本当は前日にお客様からお誘いをいただいておりましたので遠征する予定でしたが、作業で出発が遅れそうでしたので仕方なく翌日に一人で遠征しました。

    目的地に到着すると当店のお客様が2組いらっしゃいました。名古屋から150kmはあるところですが、皆さん精力的です。
    前日パーツをご購入いただいた望遠鏡が組みあがっていましたので、覗かせていただきました。この時期は冬の星雲星団から大量にある春の銀河など観察対象に事欠きません。私も今シーズン最後の冬の星雲を撮影して楽しみました。

     

    メデューサ星雲

    スカイウォッチャーBKP200/800-EQ6R
    ZWO ASI1600MC-COOL(-30℃)
    ゲイン400 Hα、O靴修譴召賚出7分をAOO合成
    PHDでオートガイド

     

    夜半を過ぎると冬の星座は西の空に傾き、夜空はすっかり春の星座です。午前3時ごろにはオメガ星団も南中します。双眼鏡で見ると大きな星団が海上に見えます。

     

    オメガ星団

    スカイウォッチャーBKP200/800-EQ6R
    ZWO ASI1600MC-COOL(-30℃)
    ゲイン300 露出2分を8枚加算平均合成
    PHDでオートガイド

     

    また、この日の目的はサイトロンジャパンのQuadbandフィルターを暗い空で使用してみることでした。
    このフィルターをご購入いただいたお客様とのお話の中で、RGB(IR改造デジイチ)では写りにくい星雲が撮りやすくなるのではないかとの話題が出ましたので実験することにしました。
    撮影対象はおうし座の超新星残骸SH2-240です。この対象はRGBではなかなかうまく撮れないため、以前よりHαフィルターでの撮影コマを合成して仕上げていました。
    サイトロンのQuadbandフィルターは赤外光のHα、S兇伐鳥觚のうちのO掘Hβのバンドのみを透過しますので、わざわざHαを後から別撮りする必要がありません。やはり結果は良好でした。


    *撮影データや大きい画像は前回の日記を参照ください。

     

    ただし、可視光の大部分をカットしているため、星の色があまり出ません。基本的に星の色が出るように心がけて画像処理していますので、そこは不満になりますが、写りにくい対象を撮影するにはとても便利なフィルターです。

    午前3時を過ぎて夏の星座が見え始めた頃には木星も昇って、ムーンリバーならぬジュピターリバーが海面にできていました。最後に岩本彗星を見たかったのですが、時間切れにて断念。またの楽しみにしようと思います。