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2018.11.24 Saturday

三重県民の森観望会とバーナードループが見えた日

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    11月17日、三重県民の森で星空観望会を開催しました。

    前日まではとてもいい予報でしたが、準備して開催時間を待っているとだんだんと薄雲が広がってきました。

    開催中は雲が広がったり、消えたりでしたが、月や火星、プレアデス星団やET星団(NGC457)、コートハンガー星団などを楽しんでいただきました。

     

     

    当店で最近望遠鏡をご購入いただきましたお客様にもご来場いただき、実際に星空の下で望遠鏡の使用方法をご覧いただきました。

    1時間半という短い時間でしたが、終了時刻まで和気あいあいとした楽しい観望会でした。

    観望会終了後は観望会にご参加とは別の3名のお客様と月没を待って撮影や観望をして楽しみました。

     

    かに星雲(トリミングあり)

    スカイウォッチャーBKP200/800

    ビクセンSXP赤道儀

    ZWO ASI1600MC-COOL(-30℃)

    ゲイン300 露出3分x8枚を加算平均合成

    PHDにてオートガイド

     

    また、この日はとても感動する出来事がありました。

    以前から暗視スコープにHαフィルターを付けると星雲が眼視できるのではという話がありましたので、お客様ご所有の暗視スコープに私が普段撮影に使用しているHαフィルターを取り付けてオリオン座に向けてみました。

    なんと!!バーナードループが見えます。

     

    「すごい!バーナードループが見える!」と声を上げたのですが、周りはシーンとしています。反応がありません。

    どうやら「店長吹いてる」と思われていたようです。

    その後、暗視スコープの所有者様に交代したところ「ああ!」「ええ!!」などと叫んでいます。

    「本当に見える!」ですって。

    だから見えるって言っているのですが・・・

    バーナードループというのはオリオン座を取り囲む淡い環状の星雲です。写真技術が発達してからバーナードさんが見つけた星雲で、通常は可視光の範囲外にあるHαといわれるスペクトル帯の星雲ですので、目で見ることはできません。それを見事に目で見ることができます。

     

    また、バラ星雲に向けると見事に明るい星雲が見えます。カリフォルニア星雲に向けると、よく写真で見るカリフォルニア半島のような形の星雲がばっちり見えます。モンキー星雲やパックマン星雲も見えます。

    夜空が星雲のオンパレードです。

    暗視スコープには光電子倍増管が入っていて、センサーに当たった光が増幅されて蛍光スクリーンに当たり、それを目で見ることができます。なので通常は目に見えないHαのスペクトルを眼視することができます。

    初めて見る夜空の星雲に心を奪われた夜でした。