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2018.09.20 Thursday

旭高原へ遠征しました。Laowa105mm F2‘The Bokeh Dreamer’レビュー

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    9月17日、晴れそうでしたのでお客様と旭高原に遠征しました。

    このところ天の川の中を南下中のジャコビニ・ツィナー彗星(21P)が星団や星雲と接近していてかなりフォトジェニックな状態となっています。

    この日も彗星はふたご座の足元にあって、くらげ星雲とモンキー星雲に接近していましたので撮影しに行きました。

    到着すると快晴の空に秋の天の川がとてもきれいで、当店のお客様がおひとりいらして既に撮影をされていました。

     

     

    この日の月の入りは午後11時前、彗星が出てくるまでにも時間がありましたので洞窟星雲を撮影しようと導入、試し撮りをしたところなんだか写りが悪く、おかしいなぁと思って見上げてみたところ、大きな木の枝にさえぎられていました。彗星を撮影するために東の低空を確保するため、天頂の視界を犠牲にしたところに望遠鏡を設置したのを忘れていました。空を見ないでパソコンの画面ばかり見ているとこうなりますね。

    あきらめてNGC7814を撮影してみました。

     

    NGC7814

    スカイウォッチャーBKP200/800-EQ6R

    ZWO ASI1600MC-COOL(-26℃)

    ゲイン300 露出7分x6枚

    オートガイド、トリミング有

     

    NGC7814は電弧銀河と呼ばれ、M104ソンブレロ銀河に似ていることからミニソンブレロとも呼ばれる真横から見た銀河で暗黒帯が良く見えるのが特徴です。

    初めて撮影してみましたが思ったより小さく、もっと長焦点の望遠鏡と良い空の下で再度撮影してみようと思います。

     

    午前1時になり十分に彗星が見える高度になってきましたので、お客様の28cm望遠鏡で彗星を電子観望させていただくと、しっかりと尾が伸びているのが分かりました。

    撮影してみると近くのM35、くらげ星雲とモンキー星雲が一緒に写ります。

    ワクワクして撮影していると突然空が真っ黒に。完全に霧に包まれてしまいました。

    機材も水滴でベタベタになり始め、完全に雲の中です。こんな状態でもビクセンのレンズヒーター360兇呂靴辰りとレンズをクリアーに保ってくれます。

     

    よく通販サイトで販売されている2,000円ぐらいのレンズヒーターは天体写真には全く役に立ちません。

    実は、ビクセン社にレンズ用のヒーターを作ってくださいと提案したのは私です。ポタ赤(最近はコンパクト赤道儀と呼ぶらしい)のポラリエが発売された頃ですが、望遠鏡に巻く露よけヒーターしかなく小さな単焦点レンズには大きすぎてポラリエでは非常に使いにくかったので提案してみたところ、当時の営業担当者が商品開発企画をしてくれて発売に至りました。

    話が余談になりましたが、機材は小雨に振られたようにベタベタになってしまい、その後も霧が晴れることもなかったため撤収しました。

     

    21Pジャコビニ・ツィナー彗星(クリックで大きい画像が開きます)

    Laowa105mm F2‘The Bokeh Dreamer’(F2.8)

    EOS KISS X7i-GCL

    IDAS HEUIBMFAフィルター使用

    ビクセンSXP赤道儀

    ISO3200 露出2分X9枚

    ノータッチガイド